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 photo by + agura +

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11月末(クリスマスの4回前の日曜日)から、ドイツではクリスマスシーズンが始まります。
その期間をドイツ語でアドヴェント(待降節)と呼びます。
街ではクリスマスマーケットがオープンし家庭ではお菓子を焼いたり、
アドヴェントクランツやアドヴェントカレンダーを用意します。
日が短くて寒い冬、一年で一番忙しくて楽しい季節の到来です。
ここでは、伝統的はクリスマスの行事、それを彩る小物たちを紹介したいと思います。

#5 X'mas decoration

クリスマスギフトにもぴったりの可愛いお人形やキャンドルスタンドを紹介します。

<< スモーカー(煙出し人形).

丸い口やパイプから白い煙をプカプカと出すお人形。雪だるまや農夫、
パン屋さん時計やさんなど職人たちをモチーフにしたものなどいろいろあります。
お人形が上下二つに別れ、口から空洞になった上の部分を外し下の部分にある
鉄の受け皿にお香を置きます。火を灯してから上半分を戻すと、
口から白い煙がもくもくと出てきます。ドイツの伝統玩具の一つです。
最近では香りのついたお香もあるのでいろいろに楽しめそうですね。

 

 

くるみ割り人形 >>

Advent calendarのところでも紹介しましたが、おもちゃの国ザイフェンの生み出した
ドイツ伝統玩具です。口の部分に胡桃を入れ、下にある板を押して砕く仕組みになっています。
昔、税金の取立てや苛酷な労働を強いた王様や兵隊など上流階級の人達をモチーフに
しています。権威をかさに着たあくどい人達の口を封じるために硬いものを噛ませてやれと言う、
貧しい村人の思い付きから生まれたと言う話。また逆に上流階級にいる人達は
常に悩みの種であった下級の人々の口を封じるため自分たちをくるみ割り人形、
立場の弱い人達を胡桃にたとえ、硬いくるみも砕く力があるのだぞという権威の象徴として
愛用したと言う話もあります。いかつい顔をした人が多いのもこれで納得が行きますね。

<< 木製アーチ型キャンドルスタンド(シュビップボーゲン)

鉱業の盛んだったエルツ山脈の村々ではクリスマスの時期になるとどの家も窓辺に木製の
アーチ型ろうそく立てを飾ります。半円のアーチの中は切り抜き細工になっているもの、
聖歌隊などのお人形を置いたたものなどがあります。かつて暗くて長い冬、炭鉱から帰る
坑夫達を迎えるために飾っていたのが現在でも受け継がれています。
夕暮れにキャンドルに火が灯されると村はおとぎの国にかわり、
道行く人々を楽しませています。

 

 

クリスマスピラミッド>>

ドイツではクリスマスに欠かせない飾りの一つです。エルツ地方の村々はかつて採鉱で
生計を立てていました。採鉱業が衰退してから木工品やおもちゃで有名になりましたが、
今でもその歴史を留めたものがたくさんあります。このピラミッドもその一つ。
円錐形はその鉱山をかたどったものです。高さ30cmほどの小さいものから、
屋外に置かれたものは高さ10m以上のものもあります。
ピラミッドの土台にキャンドルを立て火を灯すと熱によって上昇気流が起こり
てっぺんのプロペラが回る仕掛けになっています。これも採鉱装置から
ヒントを得たものです。それぞれの階には天使や坑夫などのお人形が飾られています。
灯かりだけでも楽しめますが、羽が回ると部屋のあちこちにそのお人形の影が映し出されて、
ロマンティックで素敵です。


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